皆さんご存知でしょうか。今日10月1日はネクタイの日です。
今から134年前、明治17年10月1日に小山梅吉さんという人が日本で初めてネクタイを製造し、日本でのネクタイ製造の歴史が始まりました。
その功績にちなみ10月1日はネクタイの日となっているそうです。

ちなみに弊社は昭和38年創業ですので、55年しか経っていません。
日本のネクタイ製造の歴史の中ではまだまだ若輩者ですね。

さて、10月に入りそろそろネクタイを結ばないと、という人も増えてくるかと思います。
弊社でもネクタイの結び方について質問を受けることが多いため、今回から3回にわたってネクタイの結び方のあれこれについて解説してみたいと思います。

初回の今回はディンプルについて解説していきます。
ディンプルを作りたいけど作れない、という方は結構多いと思います。
以下の3つのポイントを踏まえて結んでいけば、きれいにディンプルを作れると思いますので、参考にしてみてください。

【ポイント1】ノットの上下に折り目を作る
 
ポイントの1つめは、ノットの上下に折り目を作ってから、ノットを整えることです。
まず、左の写真のようにノットの上に折り目を付けてから、右の写真のようにノットの下にも折り目を付けながらノットを絞っていきます。
こうすることで、ノットの中にしっかりと上下に折り目がとおり、ディンプルをしっかりと作ることができます。

【ポイント2】ノットをきれいに整える

ポイントの2つめは、締める前に一度ノットをきれいに整える、ということです。
締める前にノットを整え、結んだあとの完成形に近い形にしてしまいます。
結んでしまってからだとノットの形を整えるのが難しく、かえって形が崩れてしまったりしますので、締める前に整えたほうがきれいに仕上がります。

【ポイント3】片手でノット下端を押さえながら小剣を引く

ポイントの3つめは、片手でノットの下端、ディンプルができている部分を押さえながら締めていくことです。
ノットの下端を押さえながら小剣を引いていくことで、ディンプルを崩さずにネクタイを締めることができます。
ここで手を抜くとディンプルが崩れることが意外と多いですので、ゆっくり丁寧に小剣を引いていくのがコツです。


完成です。

いかがだったでしょうか。
この記事が参考になって、きれいなディンプルを作れる方が増えるとネクタイの作り手としてはうれしい限りです。

なお、ディンプルができないのは結び方以前に、ディンプルに当たるネクタイ幅が狭すぎる可能性もあります。
これについては、別の記事でまとめていますので、よければこちらもご覧ください。